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【「中間整備」について】
2023年3月15日
中間整備について
ボートレースで使用するモーターは、レース開催期間中に選手により整備されることが原則だが、
転覆事故の影響や、元々の素性により低調機となったモーターは、
レースが開催されていない、いわゆる「非開催日」に、整備士により
「中間整備」が施されることがある。
整備士がモーターの特有の足色や、今までの整備状況を考慮して、
ピンポイントで悪いと思われる部分を整備し、実際に乗艇して足色を確認した上で、
以後開催するレースにて使用する。
[整備後の一例]
2023年2月15日から開催された「第9回住信SBIネット銀行賞」で
福岡の3576 白水勝也選手が優勝した29号機は、その開催前である2月4日に中間整備が施され、
2月7日~11日にかけて試運転を繰り返し、足色を確認した上で使用されたモーターである。
それまで19%の複勝率であったモーターが、一気に29%迄急上昇し選手間でも評判となった。
この中間整備のポイントとして整備士が捉えたのは、
まず、2022年12月17日BTS呉開設30周年記念 デイリースポーツ杯男女W優勝戦、
その次の第10回新東通信杯と、2節続けて転覆したことが低調の原因と推測し、
その根本的な改善としてクランクシャフトの交換に踏み切った。
交換後に馴染ませることを目的として試運転を繰り返し、回転や足色の変化を総合的に判断し、
レース出場を決定した経緯がある。